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結末は意外に涙?映画化予告犯の感想やあらすじ(ネタバレ含む)

生田斗真さんに戸田恵梨香さんと何とも豪華な
キャストで映画化が決まった「予告犯」

原作は3巻完結のコミック本でちょっとした空き時間に
サクッと読めてしまうスピーディーな展開が心地よいです。

「明日の予告を教えてやる」

と目出し帽ならぬ目だし新聞紙姿で大胆にも事件の
予告動画を投稿する”新聞男”役を生田斗真さん

その新聞男を捕まえるべく追跡する警視庁の
サイバー犯◯対策課の美人警部補役を
戸田恵梨香さんが演じることに。

映画館で予告を観てアンダーグラウンドな感じかなと
原作を手に取ってみたのですが、いやはやとんでもない。

新聞男の真の目的、そして結末はとても
切ないストーリーでした…

予告犯のあらすじ

古びたネカフェの一畳半の一室から謎の予告動画を
投稿し世界を変えると豪語する新聞男

当初はただのいたずらと思われていたものの、
動画で予告された個人・企業が次々標的として
被害を受けていく…

ターゲットとして取り上げられる人物(対象)の多くは、
SNS上で過去に炎上騒動を起こした人物

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不謹慎な言動をした者や、不祥事をうやむやに
しようとした企業であった…

ネットを駆使した新手の事件に駆り出されたのが、
美人警部補の吉野絵里香

新聞男の真意を掴めぬまま捜査に乗り出すが、
この劇場型の◯罪をネット民が面白がり動画の評価において
支持が不支持を上回るという逆転現象に…

世論を巻き込み始めたこの一連の犯人・新聞男の
正体はプラグラマーの元派遣社員、奥田宏明

時は遡って3年前

奥田は派遣先のシステム会社で3年勤めれば正社員に
なれると信じていたにも関わらず派遣先の社長の
嫌がらせでクビとなり日雇い生活を送ることになる…

真夏の炎天下の現場作業で顔馴染みとなった
4人と奥田は意気投合することに。

関西弁が印象的なカンサイ

メガネを掛けて根暗なノビタ

小太りのメタボ

日系フィリピン人で父を探しに
日本に出稼ぎに来たヒョロ

決して恵まれた環境ではないものの5人は
それぞれの生い立ちなどを語り合った…

そんなある日過酷な現場作業と過去の手術が影響してか
ヒョロ、本名ネルソン・カトー・リカルテが
帰らぬ人となってしまう。

事情を知った現場責任者が奥田ら4名にスコップを
差し出し冷酷にも片付けを命じる

逆上した4名はこの責任者を葬り後に
引けない状況となる

そんな状況下で後の新聞男となる奥田が
他の仲間にあるアイディアを提案することに…

その案が現在起きている一連の騒動なのだ。

警察も世間も新聞男は社会に何かしらの
恨みを抱えての犯行だと考えるが、奥田達の
真意は決してそうではなかった。

動画を投稿する際に立ち寄ったネカフェで、
奥田は毎回ネルソン・カトー・リカルテの
名義で入店を繰り返していた。

警察も当然、この氏名の人物を捜索することになる。

奥田ら4名は短い期間ながらも親睦を深めた
ヒョロ(ネルソン・カトー・リカルテ)の
実の父親を見つけ出してあげたかったのだ。

3年前のあの日、現場責任者を手にかけてしまい
失うものがない彼らだからこそできる大胆不敵な妙案

警察も世間も彼らの真意を知ることなく、
まんまと踊らされたわけである。

「明日の予告を教えてやる」

と標的を予告し実際に実行してきた新聞男は、
最後の標的として自分たち4名を挙げる。

彼らは最後に自らの命を絶つ心積りだったのだ…

それが誰かのためになるという間違いのない確信を得た時
人は利得を超えた行動をとることがある

世間を巻き込んだこの奇策は決して
褒められるものではないでしょう。

ただ彼らが異国に渡ってきたヒョロの無念を晴らすべく
奮闘したのは事実であり、戸惑いつつも心を打たれます。

演技派俳優として定評のある生田斗真さんが
奥田宏明の狂気をいかに演じてくれるか期待大ですね!

SPEC以来の刑事役を演じる戸田恵梨香さんを
観れるのも非常に楽しみです。

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