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アンフェア the endの黒幕はこいつ!ネタバレと感想

約10年に及ぶ人気シリーズが劇場版で遂に完結しました、
映画「アンフェア the end」

2006年にドラマが開始された時から大の” アンフェア “ファンですから、
スペシャルは勿論、過去の劇場版も全て観賞しています。

ですから最新作にして完結作である「アンフェア the end」を
観ない理由など何一つありません。

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はやる気持ちを抑えながら早速鑑賞してきたのですが、
今の気持ちをストレートに表現するとやっぱり面白いに尽きます。

” アンフェア “ファン故にストーリーを一部先読み出来てしまった点が、
自分としては反省点ですが(苦笑)

それでも今現在、過去に観たシリーズが頭を駆け巡っており
あの時の雪平カッコ良かったよな~、あの裏切りは度肝を抜かれた…等々
様々なシーンを反芻している次第です。

少々前置きが長くなってしまいましたが、劇場帰りからの
興奮冷めやらぬ内に「アンフェア the end」の感想をご紹介です。

アンフェア the endのあらすじ

本作を最大限にお楽しみいただく為にはドラマは勿論、
「アンフェア the movie」「アンフェア the answer 」の
視聴が欠かせません。

「アンフェア the answer」のラストでは雪平の味方と思われた
エリート検察官の村上(演:山田孝之さん)と北海道の刑事課で警部を務める
一条(演:佐藤浩市さん)が闇の組織のメンバーであることが発覚しましたよね。

またシリーズ全作を通して出演しており雪平の名コンビ役といえる
鑑識課の薫(ちゃん)まで裏切り者だったという衝撃の結末でした。

その流れを汲んで本作がスタートします。

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本作で検察官の村上が登場しない理由

完結作のキャスト一覧が発表された時、検察官の村上役である
山田孝之さんの名前が無いことに釈然としなかったんですよね…

黒幕の重要人物として絶対に出演すると思っていたのに
なぜなんだと呆気にとられたというのはここだけの話。

しかし物語が開始して早々、その謎は解決しました。

そうなんです、村上は組織から葬り去られてしまうんです。

buildingゆっくりと高層ビルの屋上から落下していく様子は、
その時間の緩やかさとは対照的に心臓の鼓動を早められ
不吉な波乱の始まりとなったのでした。

容疑をかけられた津島直紀役を演じるのはあの人の弟

「アンフェアなのは誰か?」

この村上の一件で警察は津島という男に容疑をかけます。

この津島を演じるのはドラマ「アンフェア」で主要人物として
登場した瑛大さんの弟さん(永山絢斗さん)

(※ただし作中では二人に一切血縁関係はありません※)

映画のキャスティングで篠原涼子さんの次に永山さんの
お名前が表記されているように津島は超重要人物。

雪平が亡き父の遺志を引き継ぐように、津島も警察や検察の
不正がきっかけで実の父を亡くしており闇の組織の正体を
世間に公表しようとしています。

しかし、それが原因で津島は証拠をでっち上げられ
あらぬ容疑をかけられてしまったのです。

検察官を取り締まる検察官の登場

アンフェアに限った話ではありませんが、刑事もののお話って
普段は聞き慣れない警察の階級とかが色々登場するじゃないですか。

本作でもあまり一般的ではないと思われる、
最高検察庁監察指導部検察官なる役職の人物が登場します。

一般人には具体的な職務が全くピンときませんが、
簡単に言うと検察官を取り締まる検察官とのこと。

この武部役をEXILEのAKIRAさんが演じます。

武部はかねてより検察官だった村上を怪しいと睨んでおり、
村上亡き後、雪平に協力を求めてきたのです。

雪平と津島の逃亡劇

tunnelこうして本作の役者が出揃います。

津島は警察に捕らえられるも雪平以外とは話さないと口を閉ざします。

そして初めて顔を合わせる二人…

津島は開口一番、信じられる人間は雪平しかいないと告げ、
自分は闇の組織を暴く重要なデータを持っていると相談します。

ここからは型破りな女刑事、雪平の本領がいかんなく発揮されます。

なんと津島を許可無く連れ出し逃亡劇を企てるのです。

車のエンジン音全開 & 急ブレーキによる摩擦音の
迫力はやっぱり劇場ならでは!

最高にスリリングなシーンでありました。

やはり武部は裏切り者だった

kuromaku2
雪平と津島の目的は海外の有名なジャーナリストに
闇の組織の情報を受け渡すこと。

しかし津島が事前に約束を取り付けていた2名のジャーナリストは
いずれも組織の人間の手によって葬り去られていたのです。

そして逃亡中の雪平の目の前に現れたのは村上の一件後、
雪平に対して協力を要請してきた検察官の武部

不敵な笑みがあまりにも違和感ありありだったので、
雪平の味方ではないと思っていたのですが、ズバリでした(苦笑)

そして武部の命令で実際に雪平を捕らえたのは鑑識課の薫。

二人は名コンビだっただけにすごく切なかったです…

と思いきやものの数分後、薫が雪平の手錠を外し
車で逃げるようにと指示するんです。

薫の不可解な行動の真意とは?

しかし薫の助けも虚しく雪平と薫の二人は武部たちに捕まってしまいます。

正直この段階では薫の行動がチンプンカンプンだったのですが、
その真意が分かった時、思わず涙が溢れ出てしまいました。

薫は組織の手が雪平に及ばないようあえて組織の人間になったとのこと。

一度でも薫のことを見損なった自分が恥ずかしくなりましたね…

こうして薫は裏切りの代償としてその生涯に幕を閉じることになります。

娘の美央が標的に…

情報のリークを阻止するために津島の行方を追う武部たちは、
なかなか口を開かない雪平に対して娘の美央を標的にする
という最終手段に出ます。

こればかりは背に腹はかえられないと津島の元へ案内する雪平

津島を葬るよう命じられた雪平が娘の為に引き金を引くのか否か、
このせめぎ合いで緊張感が最高潮に達しました。

高校生の美央役を演じるのは子役時代と変わらず向井地美音さん

向井地さんは現在AKBに入って活躍されているそうですが、
大人っぽくなった姿に時の流れを感じましたね(苦笑)

結果的に雪平は引き金を引くのですが、良心の呵責に耐えかね
津島と再び逃亡を試みます。

では娘の美央はどうなるのかというのが心配の種ですが、
一条が手回しして助けてくれるんですね。

むろん一条の好感度がアップしたのは間違いないのですが、
この後、一条にまつわる衝撃的な事実が明かされます。

雪平の父を手に掛けたのは一条

アンフェアシリーズの中でも長年謎とされてきた
雪平の父の真相ですが、津島が持っていた音声ファイルから
真犯人が一条であることが明らかになります。

一条はあくまで上からの指示に従っただけですが、
雪平の最愛の肉親である父を手に掛けた事実は揺るぎません。

雪平が刑事を志したのは父の事件の真犯人を探しだすこと。

24年の時を経てやっと辿り着いた真相に対して
雪平が取った行動は復讐ではなく許しでした。

復讐は次の復讐を呼ぶ、誰かがどこかで終わらせなくてはならない。

最愛の父と元夫を失ってこの選択ができるのはあくまで
フィクション、映画の世界だからといえそうですが、

「幸福に暮らすことが最高の復讐である」

というスペインの諺が頭をよぎりましたね。

アンフェア the endの結末はいかに?

end
そして物語はエンディングへと向かいます。

津島は国内にいては身の危険が生じる為、海外への渡航を模索するのですが
武部たちが捜索を続けている以上現実的ではありません。

そこで雪平は治外法権である某国の大使館まで津島を連れて行くことに。

舞台は東京国際ビル

雪平たちの動向を嗅ぎつけた武部たちも東京国際ビルに到着。
息を呑む怒涛の展開が繰り広げられます。

雪平と津島の二人は命からがら大使館に辿り着きます。

そこで雪平は自分が持っていた組織の情報が入ったメモリを津島に差し出し、
津島が持つ情報と併せて不正を公にしてほしいと全てを託します。

しかし、、、

予感はしていましたが、やっぱり「アンフェア」であります。

何を隠そう津島は武部の手先として暗躍していたのです。

すべては雪平が隠し持つ組織の情報を手中に収めるため。

津島役を演じる永山絢斗さんと瑛大さんが実の兄弟であることは
先に触れたとおりですが、瑛大さんが演じた安藤はドラマ
「アンフェア」で黒幕だったんですよね…

ですから薄々気付いていたのですが、アンフェアなのは津島だったのです。

津島は雪平が持つメモリを手に入れることができたら
濡れ衣を着せられ亡くなった父の再審を行ってもいいと
武部から持ち掛けられたのが動機でした。

◯を持って対峙する雪平と津島のもとに一条が割って入ることで、
大怪我を負うものの雪平だけ生き延びることに…

そして最後は雪平がリークした情報をもとに海外メディアが
大々的に不正を報じたところで本作は幕を閉じ the end となります。

最後に本作を総括させていただくと物語が二転三転とスリリングに
展開していくアンフェアならではの魅力が思う存分描かれていましたし、
終始興奮しっぱなしでスクリーンに釘付けでありました。

完結作ということで淋しい気持ちも当然ありますが、
今は主演の篠原涼子さんをはじめ他の出演者さん制作陣の方々に、
お疲れ様でしたという気持ちでいっぱいであります。

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