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映画「打ち上げ花火」のあらすじネタバレ結末

(出典:eiga.com

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は岩井俊二監督の原作を、
「物語シリーズ」や「魔法少女まどか☆マギカ」の監督である新房昭之監督と
独特な映像演出が強みであるシャフトによって再作成した作品となっています。

声優には現在話題の女優である広瀬すずと
声優初挑戦である菅田将暉が出演するといった豪華な布陣です。

そして、主題歌に作品の雰囲気と切ないイメージがマッチしている
「DAOKO×米津玄師」による「打上花火」が起用されています。

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打ち上げ花火のあらすじ

主人公の島田典道は千葉県の海辺の町に暮らす普通の中学生です。

いつも一緒にいる安曇祐介や純一、和弘、稔で学生生活を送っていました。

夏祭りが近づいてきたある日、祐介とプール掃除をすることになった
典道たちのもとにヒロインの及川なずなが現れます。

祐介と典道は、なずなのことが好きであるため意識してしまいます。

なずなとの会話の中で、なずなは朝、海辺で不思議な緑色の玉を拾ったと言い、
それを典道に見せてきます。

祐介は典道に50m水泳競争を持ちかけます。

そして祐介は「勝ったらなずなに告白する」と典道に言います。

なずなもこんな賭けをしているとも知らずに、参加をすると言い出したのです。

典道もなずなに好意があるため、
複雑な気持ちが渦巻きつつもレースは始まります。

結局、典道は動揺していた気持ちからレース途中で足を負傷し、
レースに負けてしまいます。

一方で祐介は、なずなに夏祭りに誘われます。

プール掃除を終えて、教室に戻ると、和弘が
「花火は横から見たら丸いのではないか」と言いますが、
他の友人たちは「そんなことはない」と反論します。

その流れで本当はどちらなのかを確かめるために、
花火大会が始まる5時、灯台に集合することになります。

一度、家に帰ることにした典道でしたが、先に祐介が自分の部屋に来ていて、
集合時間までゲームをして時間を潰すことにします。

しかし、祐介は典道に足のケガを、医者である
父親の病院で診てもらうように強引に典道を説得します。

その押しに負けて、典道は渋々、病院に向かうことにしますが、
その時祐介に、なずなが居たらお祭りに行けなくなった事を伝えて欲しいと言われます。

ここで中学生の時にあった好きな子と会うのが
怖くなってしまうことが読み取れました。

病院に着いて、少しすると大きなトランクケースを持ったなずながやって来ます。

典道は約束通りなずなに伝言をし、途中までなずなと一緒に帰ります。

なずなの家に歩いていく途中、なずなはプールでの競争で
勝った方を誘うつもりであった事を典道に話します。

そろそろなずなの家にに着く、そんな時になずなの母親が現れ、
なずなを無理矢理引っ張ります。

実は、なずなの母親は再婚が決まっていて、
なずなを転校させようとしていたのです。

必死に泣きながら抵抗する、なずなを見ている典道の元に、
あの不思議な玉がトランクケースから転がってきます。

それを拾い上げ、典道は思いっきりなずなと
なずなの母親に向かって投げつけます。

その際、「もし、あの時レースで俺が勝っていれば」と強く願いました。

気付くとレースの直前に時間が巻き戻っていました。

今回は、典道がレースに勝ち、なずなから花火大会に誘われます。

先程とは異なる展開がここから始まるのです。

祐介にばれないように、なずなとお祭りに向かいますが、
結局、祐介に見られてしまいます。

それでも、典道はなずなを自転車に乗せ、駅へと向かいます。

そこで、なずなは駆け落ちを持ちかけてきます。

なずなの思わせぶりな行動をとる、女子を思い出します。

しかし、またしてもそこになずなの母親と再婚相手の父親が現れ、
なずなは連れ戻されてしまいました。

何も出来ずに終わってしまった典道は祐介達に合流し、灯台へと向かいます。

その途中、祐介から、恋敵であることを宣言されます。

微妙な気持ちのまま、灯台につき、いよいよ花火を見ます。

そこで見た花火は平らでした。

それを見た典道は再び、こんな世界は認めないと強く思い、
玉を再び放り投げ、なずなが駅で連れ去られる前のタイミングに戻るのです。

もう一度、やり直すことが出来た典道はなずなと電車に飛び乗り、逃げ出します。

車内でこれから、どうするかを話す2人でしたが、
それでも追いかけてくるなずなの親と、
さらに追いかけてくる祐介たちからも逃げるために灯台へと入ります。

花火をなずなと2人で見ていた典道の下に追いついてきた祐介が現れ、
なんと、なずなと典道を灯台から突き落としてしまうのです。

その時、「あのまま電車で逃げ切ることが出来たら」という思いに
玉が反応し、3度目のタイムリープをします。

今度は、うまく逃げ切ることが出来ますが、
先ほどの事をなずなは、覚えていません。

電車は最寄り駅に戻ってきてしまいます。

電車から降りるとそこは、なずなと典道以外
誰もいない2人きりの世界になっていました。

海へと向かい、2人で泳ぎます。

この2人だけの時間を全力で楽しんでいましたが、
そこに花火師が現れ、空へと大きくなった不思議な玉を打ち上げます。

打ち上げられた、不思議な玉は割れて、まるで花火のように砕けます。

その破片には「もしも」の世界のシーンが映し出されています。

その破片を握りしめて、海にいるなずなの下へと典道は向かいます。

「次に会うのはどんな世界かな?」

なずなは最後にそう言い残して夏休みは終わります。

朝の教室で、先生は生徒を1人ずつ呼んでいきます。

その中に、なずなと典道は居ませんでした。

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打ち上げ花火の感想

この映画は何かメッセージ性や社会性を伝えるといった内容では無いと感じます。

思春期特有の、夏休み特有の、ノスタルジーを醸し出す映画でした。

突飛な内容と急展開、そして明かされない謎や伏線が多くあり、
頭に疑問符がたくさん浮かぶと思います。

しかし、浮かんだ疑問を自分なりの解釈をしていくこと、
これがこの映画の特徴になります。

ラストシーンにも様々な解釈があって、それで良いと私は思いました。

また、中学生の時の一瞬の青春はぱっと打ち上がって
散っていく打ち上げ花火とリンクしているようにも感じました。

去年大ヒットした「君の名は。」のような甘酸っぱい青春物語ではありませんが、
ぜひ視聴しながら、色々と考えて見てください。

とても「映画を楽しむ」といった感覚を味わえると思います。

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