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思春期ビターチェンジのあらすじ・ネタバレ!無料試し読み情報も

shisyubitter
思春期の男女の身体が入れ替わってしまうという設定は
決して目新しいものではありませんが、「思春期ビターチェンジ」は
シンプルな構図でなかなか新鮮な展開を見せてくれます。

物語は真新しい制服に身を包んだ佑太と結衣が公園で向き合い
「どうしよう」と話しているところから始まります。

ちょうど3年前、まさしくこの公園で小学4年生だった
木村佑太と大塚結衣は身体が入れ替わってしまったのです。

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木登りをしていた佑太がうっかり木から落ちてしまい、
その下敷きになったのが結衣でした。

ぶつかった衝撃で入れ替わったのだとしたら、
もう一度同じ事をすれば元に戻れるかもしれないと佑太は予想します。

木の上からダイブする佑太(見た目は結衣)と、
木の下で受け止める結衣(見た目は佑太)

しかし何度チャレンジしてみても痛い思いをするだけで
元通りに戻ることはできず、気付けば日は暮れかけていました。

明日、また落ち合って元に戻る方法を探ろうということになり、
仕方なく今日はそのままの姿でお互いの家に帰ることにしました。

部屋の位置、父親の帰宅時間、家での行儀やルールについて
細かく指示を受けた佑太はドキドキしながら結衣の自宅へと帰りました。

結衣が帰宅しても結衣の顔を見ることすらなく
「夕飯作ってあるから用意して食べて」と言う結衣の母親。

テレビをつけることも禁止され、一人ぼっちで食事をするのは初めての佑太…。

夜になって結衣の父親が帰宅した音で目が覚めた佑太は、
結衣の両親の様子を少し覗いてみました。

2人は互いを責め合い、子どもの佑太から見ても
完全に冷え切った関係であるという事が分かります。

佑太は部屋に戻りベッドに潜り込むと学校で口うるさい結衣に対して
「きっとあいつの母ちゃんもうるせーんじゃねえの」と他の男子と
愚痴ったことを後悔し、もうあんな事を言うのはやめようと思うのでした。

一方、半べそをかきながら佑太の家へと帰った結衣。

玄関のドアを開けるやいなや、幼い弟の春樹がダッシュでやって来て
「あそぼー!」とまとわりついてきます。

そしてエプロン姿でバタバタと出て来た佑太の母は
「遅かったわね~また寄り道してたの?」と聞いてきます。

それは佑太から言われた通りの光景でしたが、
結衣の知っている「普通の家庭」とは違うものでした。

弟の春樹や世話焼きの母に囲まれた賑やかな家庭に結衣は戸惑いますが、
温かい食事が用意されていた事に思わず感激してしまいます。

食後に弟・春樹をお風呂に入れてあげていた結衣は、
突然、春樹に「にいちゃん誰?」と聞かれてびっくりしてしまいます。

慌てて取り繕ったものの「(絶対バレてる…!)」と内心、大焦りの結衣。

家族が寝静まった後、結衣は「きっとこれは悪い夢なんだ」と
布団の中で自分に言い聞かせるのですが、
優しそうなお母さんを少し羨ましく思うのでした。

翌朝、駆け足で公園に向かった佑太と結衣。

2人の願望に反して、一晩、経っても互いの身体は戻らぬままでした…。

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その日の放課後も佑太と結衣は例の公園に行き、
佑太が落ちた木の下であーだこーだと問答を繰り返しているのですが、
そこへ佑太の幼馴染で親友の高岡和馬がやって来ました。

今まで大して親しくなかった佑太と結衣が昨日から
一緒に行動している事を不思議に思った和馬に対し、
佑太はバレるのも時間の問題だなと腹をくくります。

「和馬には真実を話そうと思う」と真剣に話を持ちかける佑太ですが、
結衣は「バカじゃないの?信じるわけないじゃん!」と反対します。

それでも佑太は「和馬なら絶対信じてくれる!」と
自信満々なので結衣は了承する事に。

佑太が「お前も信用できる友達に言ってもいいんだぜ?」と結衣に言うと、
結衣は「私にはそんな人いないから、いい」と言います。

ここ数日間、結衣として過ごしてきた佑太には、
結衣の言っている事が何となく分かるような気がしていました。

翌日、公園に呼び出した和馬に佑太と結衣は顛末を打ち明けますが、
「何の冗談?」と和馬はまるで信じてくれませんでした。

しかし結衣の姿をした佑太に「和馬オレら友達だろ?」と言われたり、
また佑太の姿をした結衣に「親友だから絶対信じてくれる、と申してました」
などと言われ和馬は言葉を失いつつも、最終的に2人の話を信じてくれました。

夏休みに入っても2人の身体は元に戻らず、結衣が佑太の家に遊びに来るという形で
佑太は久しぶりに我が家に帰ることができました。

佑太にとって何より気掛かりだったのは弟・春樹の事ですが、
一緒に遊んで安心したのと同時に少し切ない気持ちにもなりました。

さて、この日の目的はお互いの大切な物を持ち寄ったり、
細かい情報交換をしたり、和馬も加わり3人なりのルールを決める事。

「一日でも早く元に戻れる方法を探す」

それもルールの一つに加えられましたが、佑太も結衣も
心のどこかで長期戦になることを覚悟していました。

そのまま元に戻ることはなく月日が流れて冒頭の通り、
佑太と結衣は中学生になってしまったのです。

中学生になってクラスも離れたことだしお互いとにかく頑張ろうと約束した矢先、
結衣の姿をした佑太はクラスの女子をかばって男子と派手なケンカをしてしまいます。

結衣は佑太をこっぴどく叱り、クラスで浮かないように
女子の友達を作るよう佑太に要求します。

しかしながら、もし身体が入れ替わっていなかったとしたら、
果たして自分は新しいクラスに馴染めたのかなと結衣は思うのです。

クラスメイトの木下さんはいつも一人で少し横柄な態度、
クラスの女子から陰口を言われているのを聞いてしまった結衣は、
かつての自分を思い出していました。

一方、女子の友達を作るように言われた佑太ですが、
アイドルや占いの話で盛り上がる女子グループには嫌気が差していました。

さらに入学早々、男子とケンカしてしまったために乱暴な不良という
レッテルを貼られてしまったようで、友達作りはなかなかうまくいきません。

中学生になっても佑太、結衣、和馬の3人は放課後になると公園へ集合し、
その日の報告や元に戻る方法を探っていました。

しかし、そこで意見の食い違いから佑太と結衣は口論になってしまい、
結衣は佑太がいまだに友達ができない事を責め始めます。

後日、学校の廊下で和馬と立ち話をしていた結衣の元に
佑太が泣きながら走ってきて「オレ…死んじゃうかも!」と叫びます。

お腹を抑えながら泣く佑太を見てピンときた結衣は、
「保体で習ったでしょ?」と言いながら保健室へ連れて行きます。

自分たちはもう成長を無視できない年齢になってしまったと結衣は思うのでした。

保健室から戻って来た佑太は何だかちょっと恥ずかしそうでいて
妙に素直で、そんな佑太に結衣はまるでお姉さんのように接し、
そして一息置いて「がんばろうね」と声を掛けます。

成長を止めることはできない、ケンカなんかしている場合じゃない、
2人でがんばっていこう…佑太と結衣は廊下でそう誓い合うのでした。

思春期ビターチェンジの今後の気になる展開

身体が入れ替わったまま何年も過ごすというのは、
ありそうでなかった斬新なアイディアだと思います。

また、入れ替わりによって互いの生活や人生の一部を経験し、
これまで気付かなかった一面を垣間見たり優しい
気持ちになったりする様子が丁寧に描かれています。

小学生だった佑太と結衣が中学生という思春期に突入し、
成長に伴い身体に変化が現れ、また恋愛もするようになるでしょう。

女子同士で集まっておしゃべりに興じたり、男子同士で思いっきりサッカーをしたり…

そういった当たり前の青春を過ごせない佑太と結衣には、
まさに苦い(ビター)青春だといえます。

2人の入れ替わり生活は何とこのあと高校生まで続くのです…。

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