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映画化レインツリーの国のネタバレ含む感想!ヒロインに隠された秘密

ひとあし先に映画化されている「図書館戦争」の
作者・有川浩さんが手掛ける「レインツリーの国」

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キスマイの玉森裕太さんと西内まりやさんの
共演で映画化が決定しました。

お二人とも10代20代から高い支持を受けているだけに
映画化に際してかなり注目が集まっているようです。

わたしもそんなファンの一人としてこの度、
原作を手に取ってみましたので本作の見どころを
ご紹介してまいりたいと思います。

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レインツリーの国のあらすじや見どころ

映画の予告編の中でも紹介されているのですが、
主人公の伸(ハンドルネーム)はまだ出会ったことのない
女性・ひとみ(ハンドルネーム)に恋をします。

きっかけは10代の時に夢中になった小説の感想をネット上で
調べていた時に見つけた”レインツリーの国”というサイトでした。

そのサイトの管理人がひとみで伸は自分と似た
読書歴や感性に勇気を振り絞って問い合わせメールを
送ることから二人のやり取りが始まります。

見どころ①

レインツリーの国の面白さは読書をたしなんでおり
表現力が豊かな二人のメールでのやり取りです。

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小説とは分かっていながらも二人のメールを
なんだか盗み見ているようなちょっとした罪悪感と
年頃の男女のメールの内容に興味津々な気持ちが
入り交ざった不思議な感覚を感じます。

一通一通の文量が結構多くて二人の心情がものすごく
細かく描写されているんですよね。

ですから伸とひとみの二人に知らず知らずのうちに
感情移入してしまいます。

玉森さん演じる伸がどっぷりと浸かった関西弁で
喋りかける(書く)のも魅力かと。

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見どころ②

好きな小説の話をきっかけにメールのラリーを繰り返す
二人はとうとう現実の世界で会う約束をします。

都内の本屋さんで出会ったひとみはお世辞にも綺麗といえる
女性ではなく野暮ったいロングヘアーの地味な女性でした。

会う約束をした当日への期待値の高さも災いしてか
どことなくギクシャク感が否めない二人

そんな空気が決定的に悪くなったのが、
エレベーターでの出来事

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ぎゅうぎゅう詰めで降りてきたエレベーターにひとみが
乗り込んだ途端、重量オーバーのブザーが鳴り響きます。

それにも関わらず知らぬふりを決め込んだ
ひとみに対して伸は声を荒らげてしまいます。

しかし、ひとみは悪気があった訳ではなくて
高校生の時に山で起きた滑落事故を原因とした
聴覚障がいの持ち主で補聴器をつけていたのです。

よくある恋愛ものではなく、自分がひとみの立場だったら
何を考えどう行動するだろうかと否が応でも考えさせられる
テーマ性の強い作品となっています。

見どころ③

ひとみの事をもっと理解したいと熱心に聴覚障がいに
ついて学んだ伸はその後もひとみとのデートを積み重ねます。

ある日、そんな二人がトラブルに見舞われることに…

二人が歩いている後ろから強引に歩いてきたカップルに
跳ね飛ばされ、ひとみが転んで足を擦りむいてしまいます。

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そのことに激怒した伸は多くの通行人が行き交う中、
ひとみの耳の事を大声で説明しカップルに謝罪を要求します。

しかし、正義感から事を荒立てた伸に対し
ひとみはやめて欲しいと懇願します。

そんなことをされても恥ずかしいだけだと…

この意見の食い違いで日頃からひとみに対して
感じていたモヤモヤを伸が吐き出してしまうんですね。

「… … そうやって世界で自分しか
傷ついたことがないみたいな顔すんなや」

と。

ここが物語の一番の山場といえるでしょうか。

二人の関係がここで終わってしまっても何ら
不思議はないのですが、伸が誠心誠意の謝罪と
ある提案をメールします。

その提案とはひとみの伸ばしっぱなしの日本人形のような
髪をバッサリ切ってショートヘアにしてみないかというもの。

そして人目に触れぬよう髪の毛で隠した
補聴器も見えるようにしようと。

伸からの提案を受け入れるのに一ヶ月近く
思い悩んだひとみですが、これを了承します。

そして伸の親戚が営む理容店へ…

地味な印象だったひとみはパッと垢抜けて
世間から補聴器を隠し続けていた長いカーテン(髪)
とお別れするんですね。

ひとみ役の西内まりやさんはこの役作りの為に
自慢のロングヘアーを30センチもバッサリ切ったそうで
人生初というショート姿を披露するシーンは
劇中で一番の見どころになると思われます。

レインツリーの国はヒロインがハンディキャップを
抱えているという設定でありますが、そうでなくとも
何かしら自分に劣等感・コンプレックスを抱えている方も
世間には少なくないように思います。

そんな方々が一歩踏み出す勇気を貰える
作品でもあるのかなと思います。

映画公開の際には真っ先に劇場に足を運びたいと思います!

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