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頭の中が筒抜け?映画化脳内ポイズンベリーの感想や結末のネタバレ

嵐の松本潤さんと石原さとみさんの共演で
ドラマ化された「失恋ショコラティエ」

同作品の作者である水城せとなさんが手掛けた
「脳内ポイズンベリー」が映画化されます。

はじめ脳内ポイズンベリーなるタイトルを目にした時は、
いわゆる脳内お花畑のようなメンヘラチックな女性が
ヒロインなのかと勝手に想像してしまいました…苦笑

しかし物語の設定を知って思わず、ああ~あるあると
共感&うなずきまくりでしたよ、はい!

ヒロインの櫻井いちこは三十路目前で作中で三十歳の
誕生日を迎えるんですけど、いちこの脳内にはそれぞれ
異なる五人の人格(キャラクター)が存在するんです。

脳内会議の議長を務める吉田(♂)は日和見主義で
中立的といえば聞こえはいいのですが、結局多数派に
落ち着いてしまう想定外の出来事に弱いタイプ

五人の中でも最もポジティブ超楽観主義者なのが
石橋(♂)いちこの行動を後押しするのに貢献する
キャラであります。

そんな石橋に対して最もネガティブなのが池田(♀)
いちこに声をかけてくれる好意的な男性の発言すら
裏があるのではないか、からかっているのではないか
といった具合に疑心暗鬼に陥っているキャラ

かといって地味で発言力のないキャラではなく
自己主張は激しく石橋と度々、対立します。

同じく♀キャラでありながらどちらかというと
石橋よりでポジティブなキャラのハトコ

ただハトコのポジティブは思慮が浅いというか
いささか衝動的な所が玉にキズ…

ただ衝動なしじゃ三十路女に恋は始まらない(?)
ということで結構重要キャラ

最後は脳内会議で終始記録係を務めている
老年の岸

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自己主張は少ないものの、いちこの記憶の中にある
黒歴史、暗黒付箋が貼られたページを開くことで
いちこを消極的にさせてしまう欠点が…

上記の個性的な五名が、いちこの脳内でてんやわんやと
会議することで恋を後押し(足を引っ張る?)というお話

実際、フロイトかユングかどなたかは忘れましたが、
心理学で人間は複数の自我から形成されている的な事を
見聞きしたことがあります。

ああでもない、こうでもない、でも…ひょっとしたら的な
脳内会議を誰しも経験したことがあると思いますが
それを実際にビジュアル化されると思わずクスっと
笑いが込み上げてしまいます。

脳内ポイズンベリーのあらすじ

ちなみに物語の大筋としては、いちこが飲み会の席で
出会った7つ歳下の早乙女亮一と偶然街中で再会

そこからトントン拍子で事が進みいざ交際となった時に、
いちこが年齢を伝えると、早乙女は

「うっそ ごめんないわー」

とバッサリ

てっきりフラれたとばかり思っていた、いちこだが
早乙女いわくそんなつもりはなかったと引き続き
付き合うことに。

美大を卒業してフリーターとして食いつないでいる
早乙女は上記の発言からも分かるように、少し変わり者

そんな早乙女と友人関係にあるのが、
出版社勤務の越智

もともと早乙女と出会った飲み会は、いちこと越智を
くっつける為にセッティングされたものだった。

越智はいちこよりひとつ歳上で収入も安定していて
常識人と早乙女とは対照的なタイプ

物語はこの三名を中心として進んでいくのだが、
いちこと早乙女は些細な事で度々ケンカとなり
お互い距離を置くことに…

そんな早乙女にそっと手を差し伸べてくれるのが
越智である。

しかも、いちこと越智は婚約を前提とした相手に
捨てられてしまうという似た過去を持ち越智は、
結婚を前提とした交際を申し込む。

いちこも快諾し後日、越智の実家を訪れようとする当日

早乙女がいちこの家に押しかけてくる…

必死の謝罪と感謝の気持ちを伝える早乙女の前で
涙をこらえきれない、いちこ

脳内会議の住人もパニック騒然となるのだが、
謎の黒い女(脳内)が登場しとんでもない判断を下す…

越智との約束をすっぽかし早乙女の部屋に
倒れこむように駆け込む二人

心配した越智が早乙女の部屋をノックする
シーンは修羅場そのものです。

結局、越智の事を裏切ってしまったいちこ

面白みには欠けるけど、いいひとである越智より
ダメ男だけれど、何か魅力を感じてしまう
早乙女を選んだ形に…

ああ、やっぱり最後はよくある少女漫画のように
最初に心惹かれた相手のもとに行っちゃうんだな~
と思っていたのですが、、、

いたのですがですよ、はい!!

映画公開を前にして脳内ポイズンベリーの
連載は最終回を迎えたようなんですね。

コミックの最終巻は発売されていないものの、
結局最後はいちこから早乙女に別れを切り出し
“あの人”と結婚するんだそうです。

“あの人”の詳細は明かされていないようですが、
今までの展開から考えて越智しかいないでしょう。

いちこの事を許した越智に尊敬の念を抱かずにはいれませんが、
どうして二人が結婚まで至ったのか詳しく描写してほしかったなと。

ただその辺のモヤモヤした部分をあえて描かないことで
読者の想像によって補完してもらおうという意図なのでしょうか。

事実は小説よりも奇なりといいますが、
王道な展開でない故に逆にリアリティも
感じていたりもします。

実際の映画でこの結末をどう描くのかが非常に
気になりますが、あくまで原作通りだと評価は
賛否両論に分かれちゃうかもしれませんね。

わたしも劇場でしかと見届けてきたいと思います。

ちなみに映画のキャストとしては、櫻井いちこ役を
真木よう子さんが演じます。

日和見主義な議長の吉田役を結婚したい男性ランキングで
常に上位入りしている西島秀俊さん

歳下男子の早乙女役を古川雄輝さん

最後に結婚したであろう越智役を成河さんと
なかなか個性的な俳優陣が揃っています。

いちことはちょっとイメージがそぐわない気のする
真木よう子さんですが、どのような演技をされるのか
とってもみものですね!

映画公開は2015年5月9日

GW明けの良い楽しみとなりそうです。

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