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映画MOZUの感想とネタバレ観客も全員ダルマに騙される!

mozu

ドラマ版のアカデミー賞とも言われるエミー賞に
ノミネートされた「MOZU」

重厚なストーリーと迫力あるアクションシーンは
確かに日本ドラマの域を超えていますよね。

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そんな注目作の劇場版が公開されるとあって映画公開日を
今か今かと待ちわびたファンも多いかと思います。

劇場版ではシリーズ最大の闇として描かれた「ダルマ」が遂に登場。
しかもダルマ役を演じるのはビートたけしさんという豪華ぶりです。

本作は完結編的な位置づけですから、ドラマを観てない方には
オススメできる作品ではありませんが、逆に言えばドラマから
是非観ていただきたいオススメの作品とも言えます。

ということでここからは劇場版MOZUのあらすじや感想を
鑑賞後の興奮冷めやらぬ内にお届けしたいと思います。

劇場版MOZUのあらすじ

※ここからはネタバレを含みます※

閑散としたバーから物語は始まる

barSeason2で妻の死の真相を知った倉木警部(西島秀俊)ですが、
まだ釈然としないようで閑散としたバーで彼が酔いから
目を覚ますシーンから物語は始まります。

この時の静寂はまさに嵐の前の静けさという表現がぴったり。

彼がそっと立ち上がり店を後にしてから怒涛の展開が
繰り広げられるとはこの段階では想像できません…

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高層ビルが占拠される

building大都会・東京

高層ビルが連なるこの街並みに大きな爆音が響き渡り
数人の覆面集団が瞬く間に一つの建物を占拠してしまいます。

リーダー格の男、権藤剛を演じるのは俳優の松坂桃李さん。

普段、テレビ画面を通して観る彼はいかにも好青年といった印象ですが、
青色に染めた髪の毛と狂気じみた表情は悪役そのもの。
思わずゾッとさせられました…

権藤はドラマ版MOZUでお馴染みの新谷宏美をリスペクトしており、
アイスピ◯クを用いるという点も共通しています。

ビルの占拠はカモフラージュ

こうして警察やメディアの意識がテ◯リストに向いている中、
もう一件の事件が発生します。

それはペナム共和国という国の大使館にかくまわれている
二人の親子を狙ったもので、彼らの真の目的はこちらにあったのです。

この展開だと二人の親子は国の要人だと考えられそうですが、
あくまで一般人という設定。

では何の目的で彼らは一連の騒動を引き起こしたのか?

その疑問はMOZUシリーズ最大の謎であるダルマに
関与したものだったのです。

ダルマの正体

yami日本犯罪史の闇と囁かれ、都市伝説化していたダルマですが、
実はこのペナム人の娘の父親であったことが明らかになります。

名を「ヨシダコマオ」といい、年齢は九十歳とかなりの高齢。

ヨシダは戦後の動乱の世を生き抜き叩き上げで政界、財界に
影響力を持つようになった人物で首相の決定にまで影響力を
及ぼす力を手に入れたのだとか。

それほどの権力を持ち合わせていれば、警察内部の情報は
確かに筒抜けと言えそうです…

ところでペナム人親子の一件は、ヨシダが患っている病気が理由です。

移植を必要とするヨシダが最も適合性があると判断した
実の娘エレナを狙ったというのが一連の流れです。

舞台は日本からペナム共和国へ

そして舞台は日本からペナム共和国に移ります。

エレナの救出はもちろんですが、二つの事件の後に大杉(香川照之)の娘と
明星(真木よう子)もダルマ側の手に落ちたのが理由です。

冒頭でMOZUの魅力は迫力あるアクションシーンだと記載ましたが、
舞台が海外に移ることでこの迫力は数倍に増しています。

シリーズでもお馴染みの東(長谷川博己)も登場し、
街中のあちこちで壮絶なドンパチが繰り広げられるので
片時もスクリーンを見逃せないと思いますよ。

そんなこんなで倉木警部は瀕死の状態に陥りながらも
ダルマの元へと辿り着くのですが…

ここまでの展開が全て倉木警部の夢だった

「まさか…」と唖然としましたよ。

odoroku2

白昼に堂々と行われたビルの占拠もペナム共和国での
ドンパチも全部が夢だったのです。

閑散としたバーで倉木警部が目を覚ましたシーンから
観客は彼の夢を見せられていたのです。

そして倉木警部にここまでリアリティのある夢をみせた
張本人はもちろんダルマです。

ドラマ内で繰り返し伝えられてきたダルマが夢に登場するという
伏線がまさか映画で活かされるとは思いませんでした。

この展開をどう感じるかは観客によりけりだと思いますが、
個人的にはしてやられたという感じで見事に引き込まれましたね。

倉木警部とダルマが現実の世界で対面

夢の中でひと足先に対面した両者ですが、いよいよ
現実の世界で相まみえることになります。

舞台は高層ビルのヘリポート。

辺りは火の海と化しているのですが、そこに立ちはだかる
ダルマのラスボス感は尋常じゃありませんでした。

このシーンを観たらダルマ役はたけしさん以外ありえないと
誰しも感じるのではないでしょうか。

ちなみに劇場版MOZUのキャッチコピーは「終止符を、打て。」
でありますが、ヘリポートでは二人の決着はつきません。

なぜなら東が用意したヘリに乗ってダルマは悠々と
その場を去ってしまうからです。

劇場版MOZUの結末はいかに!?

このままダルマという巨悪を倒すことなく
劇場版MOZUはエンディングに向かうのかと思いきや、
一件のニュースが流れ込みます。

それはヘリの墜落事故を知らせるニュース。

身元不明と紹介されているので100%とは言い切れないのですが、
作中ではこの事故でダルマが亡くなったように描かれています。

この事故は東による意図的なもので、ダルマ無き後の
混沌とした世界を見たいというのが動機です。

皮肉な話ですが、ダルマという巨悪が存在するからこそ権力が
一極に集中して平和が保たれていたという側面もあったようです…

最後はなんだか呆気ない感じが否めませんでしたが、
続編があってもよいのではと思える結末でした。

本当は松坂桃李さん演じる権藤剛と新谷和彦との直接対決など
他にも見どころがあるのですが、本記事では割愛いたしました。
是非とも映画館でお楽しみいただければと思います。

映画を観終わった感想を最後に述べさせていただくと、
もう一度ドラマ版MOZUが観たいなと思った次第です。

きっと本作をご覧になった方の多くが同じようなことを
感じるのではないでしょうか。

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