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圏外プリンセスのあらすじネタバレ感想!ブスのヒロインの恋物語

kengaiprincess
中学三年生の目黒美人(めぐろ みと)は自他共に認めるブス。

美人という名前と顔のギャップに笑われることもしばしばで、
美人は自分の顔に対して強いコンプレックスを抱いていました。

それ故、男子への恋心なんてものからも久しく離れており、
乙女ゲームに登場するイケメンキャラの星夜にうつつを抜かす日々。

今日も美人は趣味を分かち合える友達と一緒にゲームの話をしながら、
世の男どもに対する憎しみを強くしていました。

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でも、それは単なる強がり。

美人も本当は女の子として見てもらって、
人並みの恋愛をしたいと心の底で強く思っているのです。

美人も以前はクラスの男子に想いを寄せたことがありました。

しかし、その気持ちが周囲にバレるとクラスメイトたちに
大いに冷やかされ、美人の心は深く傷つけられました。

それ以来、自分のようなブスが人を好きになってもいいことはないと、
美人は自分の気持ちを抑えつけるようになっていたのです。

そんなある日、美人が先生から頼まれたプリントを運んでいると、
昔、彼女が好きだった男子・梅田が廊下の向こうから歩いてきます。

クラスメイトだけでなく、梅田もまた美人のことをバカにした人間の一人でした。

「ビジンちゃーん。あ、間違えた!」

わざとらしくバカにするように名前を呼んでくる梅田。

美人は動揺して持っていたプリントを床に落とし転んでしまいます。

なおも馬鹿笑いしながら責め立ててくる梅田。

美人は屈辱と怒りで涙をこぼします。

「いい加減にしろよ。梅田」

そのとき、クラスメイトの国松が現れ、美人を助けてくれました。

からかう梅田をたしなめ、落としたプリントを拾ってくれたのです。

プリントをすべて拾い集めると、国松はなにも言わず去っていきます。

美人は突然のことに驚いて、お礼すら言うことができませんでした。

それから、美人は国松のことを目で追うようになってしまいます。

身の程知らずと分かっていても、国松への恋心は抑えられません。

それでもやはり、自信の無さからその気持ちを封印しようとする美人。

そんな彼女を見かねて、彼女の妄想の中に現れた星夜は言います。

「お前の見た目で何もせずに待ってても99.9%成功はないな」

星夜の厳しい一言に美人は衝撃を受けます。

自分がブスであることから目を逸らし続けていた美人。

彼女は星夜の言葉で、自身と正面から向き合うことを決意します。

「ブサイクでも恋がしたい!自分に自信が欲しい!こんな自分を卒業したい!」

異性へ恋をすることに恐怖を抱いていたのは、それと同時に自分が
どうしようもないブスである事実を突きつけられるからでした。

しかし、美人は国松への想いをきっかけに、逃げるのをやめます。

それから美人は恐る恐るながらも国松との接触を図ろうとします。

最初はうまく話せませんでしたが、初めて普通に
挨拶ができたときには両手を上げて大喜びするほどでした。

文化祭の季節を迎えると国松はクラスの展示物を取り仕切るリーダーに立候補します。

もう一人の枠に美人は立候補しようとしますが、
周囲の目が気になってなかなか決断できません。

結局、迷っている内にその座をクラスでも人気の女子・増木に取られてしまいます。

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美人は落ち込むものの、展示物の図案に徹夜で
仕上げたイラストを提出し、それが見事に採用されます。

同じリーダーでなくても国松をサポートすることはできるのです。

それから、その図案を折り鶴で表現することが決まり、
クラス全員に毎日鶴を折るノルマが課されました。

図案の修正などでなおも徹夜をし、国松のために頑張る美人。

そんな美人の頑張りなど素知らぬ様子で増木が言います。

「私たちの分も鶴折るのやってきてくれないかなー?」

美人の複雑な図案のせいで折鶴の数が増えたことを根に持った増木たちが、
その責任を取れと折鶴のノルマを押し付けてきたのです。

一晩ではとても折りきれない量を押し付けられたものの、
美人は怯むことなく答えます。

「わかった」

自身を継母にいじめられるシンデレラに例え、
美人はめげることなく、またも徹夜で鶴を折りきってみせます。

翌日、ふらふらになりながら膨大な量の折鶴を増木に渡す美人。

「あー、サンキュ」

しかし、増木の反応はとても軽いものでした。

その上さらに今日の分まで押し付けようとしてくる始末。

そこに国松が現れ、増木に言います。

「これ、お前が折ったんじゃないだろ」

国松は増木が美人に鶴を押し付けたことを見抜いていたのです。

「目黒に押し付けてばかりでやる気ないなら委員降りろ。迷惑だ」

気まずそうに口をつぐむ増木。

国松は続けて美人に言います。

「増木の代わりに実行委員お願いしたいんだけど」

その言葉を聞いて、美人は涙を滲ませながら頷きます。

見た目など気にせず、自分の「本当」を見てくれる
国松への想いをさらに深め美人の恋路は続いていきます。

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今後の気になる展開

増木に代わり委員に選ばれた美人。

国松と力を合わせ、展示物を完成に導きます。

その後、なんとグループデートとはいえ国松とデートをすることに!

国松と順調に仲を育んていく中、その一方で友人との関係に怪しい影も……?

コンプレックスに負けず、自分が信じる恋路を突き進む美人。

彼女の恋は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。

「圏外プリンセス」はマーガレットに連載されていた恋愛漫画で
約2年間の連載を経て2016年5月に無事完結に至りました。

この漫画の売りはなんといっても美人のブサイクさ!

1巻の表紙を見ていただければ分かりますが、
およそ少女漫画の主人公とは思えない美人の顔が映っています。

だからこそ、美人が勇気を振り絞り、身を削るような努力をして恋に挑む
その姿がとても健気に映って、心の底から応援したくなります。

作中で美人は自分をシンデレラに例えますが、果たして彼女は
本物のシンデレラのように王子の心を射止めることができるのでしょうか。

他の少女漫画とは違って、美人の恋の行く末に波乱が見え隠れするため、
結末に予測がつかないところも魅力の一つですね。

好きな男の子のために懸命に頑張る美人の姿に心打たれること間違いない良作です!

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