映画・漫画のある生活ムビコミ

映画の感想や漫画の考察を書いています。

勝った奴が正しい…キャバ嬢漫画「嬢王」のあらすじや感想

「女帝」や「黒服物語」など夜の世界で成り上がっていく
物語を数多く手掛けていらっしゃる倉科遼さんの作品
「嬢王」を読んでみました。

jyououヒロインの藤崎彩は献身的な両親のもと何不自由なく
大学生活を送っていたのですが、父親の会社が突如の倒産…

そして父親が過労でそのまま入院してしまった事から
借金と治療費を払うために友達が働くキャバクラに入店することに。

そこのお店のオーナーを務めるのが大手芸能
プロダクジョンの父親を持つ西崎達也

かといって西崎はボンボンというわけではなく、
自分の才覚でお店を繁盛店へと切り盛りした実績を持つ

その西崎が企てるのがQ‐1グランプリという
No.1キャバ嬢を決めるイベント

そして栄えあるNo.1には賞金として1億円が
プレゼントされるという…

彩は1億5千万円という途方も無い借金を返済するべく
このQ‐1グランプリに挑戦することを決意する…

今までお水の世界に全く縁がなく清楚で
どちらかというとか弱い彩が嘘と駆け引きで
成り立つ虚飾の世界でシンデレラストーリーを
駆け上がっていくという物語…

スポンサードリンク

人の行く裏に道あり花の山ではないですが、
気が強くお客の事を売上としかみていないキャストの中で
彩は独自の魅力を放ちます。

人間って不思議なものでいくらおだてられても
それがただ単によいしょしているだけなのか本心から出た
誠意ある言葉なのかって気付いちゃうもんなんですよね…

純粋にお客の事を思う彩は欲望渦巻く都会で
疲れた切ったお客達のオアシスとなります。

現実世界にもこういう打算のない子って
本当に稀ですけどいるもんです。

ただそんな清廉さ健気さだけで渡り歩いていける程、
甘くないのがこの世界…

同僚による嫌がらせや強引なお客への対応など
戸惑いながらも一歩ずつNo.1への階段を登っていくのをみると
自然と応援したくなってしまいます。

当方とは縁遠い世界の話ではありますが、
こんな世界もあるのだなと垣間見える良作です。

スポンサードリンク