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「妹さえいればいい。」のあらすじネタバレ!無料試し読み情報も

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羽島伊月はどんな小説にも妹を登場させてしまう根っからの妹好きな小説家。

そのあまりの妹づくしっぷりには担当編集も思わず原稿を投げ捨ててしまうほど。

それでも伊月は決してブレず、妹をテーマにした小説を書き続けます。

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伊月には血の繋がっていない弟がいます。しかし、妹はいません。

そう、彼は妹がいないにも関わらず、妹が好きで好きでたまらないのです。

そんな彼を心から尊敬し、異性としても愛している後輩小説家の可児那由多。

いじめにあい、引きこもりになっていた彼女を救ってくれたのが伊月の小説でした。

彼女は伊月への想いを隠そうともせず、毎日のように家まで押しかけ
ことあるごとに恋人になって欲しいとせがんできます。

しかし、伊月は那由多の要求をのみません。
とてもかわいらしい女の子にも関わらず、なぜ彼女との関係を拒むのか。

そこには那由多の小説家としての実力が関わっているようですが、
伊月は決して本心を明かそうとしません。

伊月は小説家になりたての頃、大学に通っていました。
でも、小説家の仕事に専念するため、途中でやめてしまいました。

大学の時に付き合いのあった白川京はそんな彼を
心配して度々、伊月の家を訪れてきます。

はっきりとした目標を持って生きている伊月と、目標もないまま
なんとなく生きている自分との間にコンプレックスを感じている京。

なぜ伊月が気にかかるのか自覚しないまま、京は彼との友達付き合いを続けます。

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伊月と同期でデビューした小説家に、イケメン作家の不破春斗もいます。

彼もまた伊月に対して微かなコンプレックスを感じている人間の一人です。

春斗曰く、作家には大きくわけて二つのタイプがいます。

自分の感性を武器に好きなように作品を書く芸術家タイプと
市場で求められているものを計算して書く職人タイプ。

春斗は伊月や那由他を芸術家タイプ、自分を職人タイプだと思っているのです。

そこに作家としての優劣はないというものの、伊月のような天才性が
自分にないことを春斗はコンプレックスに感じているのです。

その一方で、春斗は伊月がどれだけ望んでも得られないものを持っています。
それは、現実に存在する血の繋がった妹です。

妹に特別な感情を持たない春斗は妹を鬱陶しいと感じていますが、
妹は表面的には兄を嫌っているものの節々でブラコン的な面も見せる典型的なツンデレ。

そんな羨ましい状況に春斗がいることなど知らぬまま、
今日も伊月は妹好きの、妹好きによる、妹好きのための小説を書き続けます。

そしてまた、伊月の義理の弟である羽島千尋にも伊月に隠している秘密が…

みんなそれぞれ、人には言えない秘密やコンプレックスを抱きながらも、
平和な日常は変わらず続いていきます。

ある日、伊月の家のエアコンが壊れてしまい、
1月の厳しい寒さに耐えきれなくなった彼は沖縄に行くことを決意します。

たまたま、家に来た那由多と京を引き連れ、すぐさま沖縄へ直行。

旅行先でも構わず積極的なアプローチをしてくる後輩小説家の那由多。

彼女の誘いをことごとくかわし、伊月は小説家の仕事をこなします。

その夜、京は伊月に「いっしょに飲まない?」と誘いかけます。

未成年の那由多は別室に寝かせ、二人はゆったりとした夜を過ごします。

お酒の勢いを借りて、京は伊月にこんなことを聞きます。

「あんた、なゆのことなんとも思ってないの?」

伊月は恥ずかしそうに答えます。

「なんとも思ってなくないから、余計にタチが悪いんだ」

伊月の返答に京は戸惑います。それにも構わず、伊月は続けます。

「俺の本なんて読んでる暇があったら、可児那由多の本を読め」

伊月はそれだけ言うと、酔いが回ったせいか寝息を立て始めます。

伊月が那由多のことを作家として尊敬していることを知った京。

彼女は伊月が風邪を引かないよう上着をかけてやると、
その寝顔に優しく語りかけます。

「色々あるのね。あんたも……」

妹さえいればいいの今後の気になる展開

伊月を取り巻く人間関係はさらに派手で濃い面々を加えて広がっていきます。

赤いロリータドレスに身を包む、三十路超えの税理士。

現実を舐めくさりながらもその実力は超一級品のイラストレーター。

そして、新しい面々もまた大なり小なりの悩みを抱えています。

その一方で、伊月の弟、千尋が隠していた秘密も明らかに……!

また、1巻で収録されていたウミガメのスープ編のように、
ハチャメチャな登場人物がTRPGを楽しむドタバタ劇も登場します。

伊月たちの関係はその中でどのように変化し、
どのように成長していくのでしょうか。

本作は「僕は友達が少ない」などで有名な平坂読さんの作品、
「妹さえいればいい。」のコミカライズ作品です。

冒頭からエンジン全開の伊月の暴走っぷりには、
戸惑いながらも笑いが止まりませんでした。

登場するキャラクターもみんなかわいくて、
彼女たちに変な下心を抱かない伊月との距離感も非常に良いですね。

恋愛関係のもつれなどでハラハラせずに済むので心穏やかに読める作品です。

そして、この作品の重要なポイントはみんな突飛で現実味のないキャラかと思いきや、
それぞれが抱いている悩みやコンプレックスがリアルに描かれているところ。

ただの萌え漫画と思うことなかれ!

ギャグを楽しむもよし、かわいい女の子を楽しむもよし、人間ドラマを楽しむもよし。

色んな人に楽しんでもらえる懐の広い作品といえますね。

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