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グラゼニのあらすじネタバレ感想!ホリエモン絶賛の野球漫画

gurazeni
「みなさん 突然ですが僕の年収は1800万円です」

主人公である凡田夏之介のこんなセリフからこの漫画は始まります。

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彼の職業はプロ野球選手。ポジションは左投げサイドスローのピッチャーです。

所属する神宮スパイダースでは中継ぎとして働いていて
左打者のワンポイントとして起用されます。

夏之介は現在高卒8年目、つまり26歳で年収1800万円。

決して「一流選手」であるわけではありませんが、一般的な同年代の
サラリーマンと比較すると2倍は軽く超えるほどのお金を貰っています。

ですが、スポーツ選手の寿命は短い。

怪我もありますし、いつ引退を余儀なくされるかわからない。

引退後、解説者やコーチになれる人などほんの一握りですし、
引退後に年収が100万円以下になってしまった人を
夏之介は何人も知っていると言います。

従って、稼げるうちに稼がないと引退後生きていけない、そんな世界なのです。

だからこそ、夏之介はとにかくカネにこだわります。

自分の年棒はもちろん、味方・敵問わず球界のほとんどの
選手の年棒を選手名鑑などでチェックして暗記しており

今日もグラウンドに埋まっているゼニ、略して「グラゼニ」を
掘り起こすために夏之助は登板します。

相手は大阪テンプターズ、試合は中盤です。

テンプターズはチャンスで年棒900万円の左打ちの代打である竹川を起用してきました。

左のワンポイントとして起用される夏之介はここでマウンドへと登ります。

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しかし、夏之介の左起用に対して、テンプターズはさらに
代打の代打として右打ちの土井を起用してきました。

土井の年齢は30歳、年棒は700万円。

夏之介からすれば「900万が引っ込んで、700万が出てきた」という格好になります。

土井は今日の試合で二軍から昇格したこともあり、
ここで打てなければおそらく即二軍に返されてしまうでしょう。

注目の1球目、真ん中低めの球を土井はキャッチャーの頭上へと打ち上げてしまいます。

幸い、これはフェンスにあたりアウトにはなりませんでしたが、
カバーに入るためにホームベースに寄っていた夏之介は土井のグローブに
「亮」と「雄一」の文字が刻まれているのを目にします。

そこで夏之介は、土井が結婚していて子供が二人いることを思い出します。

1軍に上がってきたここで自分が抑えたら、
来年この人は契約させてもらえないかもしれない。

もしそうなったら、妻子を抱えてどうやって生活するのだろう。

そんな思いが夏之介の頭をよぎるのですが、
明日は我が身と覚悟を決め全力でボールを投げ込みます。

追い込まれた土井は土壇場でセーフティバントを決めにきました。

裏をかかれた夏之介。

幸い打球はフライになっていますが、キャッチできるかは微妙なところ。

怪我をしたら大変なので無理に取りにいく必要はないのですが、
夏之介はプロとして「グラゼニ」を掘り起こすためにダイビングキャッチを試みます。

二人の子供の名前を念じて見守っている土井。

果たして打球は、夏之介のミットに収まりました。

ベンチに帰っていく土井の背中を夏之介はあえて見ることはしませんでした。

そして翌日、このたった一打席の凡退で、土井は本当に2軍へと落とされました。

この世界は厳しすぎます。時々、本当に逃げ出したくなります。

でも逃げ出せるわけもありません。だって僕には『野球』しかありませんからという
夏之介のセリフが勝負の世界の厳しさを物語っています。

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グラゼニの今後の気になる展開

今まで、たくさんのプロ野球漫画が描かれてきましたが、
ここまでお金を主軸として描いた作品は無かったように思います。

プロ野球といえば華やかで輝いているイメージですが、
この漫画では裏のシビアな部分に着目してこの後も物語が進んでいきます。

今後の展開としては夏之介だけでなく、スパイダースを引退して
ラジオ解説者となった徳永の懐事情にスポットが当てられたり、

年棒4億越えの40歳「球界の宝」と言われている選手を所有している
チームの厳しい懐事情を扱ったりと、とにかくプロ野球にまつわる
カネの話で物語が進んでいきます。

華やかなイメージのあるプロ野球の厳しい部分を見せられますが、
今まで読んだことのない内容に新鮮さを感じ、もっと読み進めたいと思わされます。

また内容によってはかなりシビアなものもあるので、
漫画全体の雰囲気が重いのではないかと思われるかもしれませんが、

絵の全体的なタッチがコミカルかつ独特なもので、ギャグ要素なども
積極的に取り入れられているのでこれらがシビアな部分をうまく中和してくれています。

今までにありそうでなかったプロ野球のお金をテーマにした作品、
「グラゼニ」是非一度ご覧になってみて下さい。

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