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映画化「不能犯」のあらすじネタバレ!無料試し読み情報も

funohan
あるカフェで闇金業者の変死事件が起きるところから物語は始まります。

周囲に大勢の人々がいる中、黒いスーツの不気味な男と
話をしていた闇金業者が突然ショック死したのです。

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優秀な女刑事・夜目は黒スーツの男が毒を盛ったのだと推理し、彼に接触を試みます。

公園のベンチで猫に囲まれながら生活しているその男の名前は宇相吹正。

彼女は事件に関わっているのだろうと宇相吹に問いただしますが、
のらりくらりとかわされてしまいます。

別れ際に猫に引っかかれた傷を宇相吹に舐められる夜目。

彼が舐め回したその傷は見る見る内に膨れ上がり、
毒でも塗り込まれたような腫れを引き起こします。

しかし、病院での検査の結果、夜目の傷口からは毒物は検出されませんでした。

闇金業者の変死事件でも被害者が口にした飲み物の中から毒物は検出されていません。

なぜ、毒も入っていないのにこんな傷になってしまったのか、夜目は悩みます。

そんなとき、夜目の先輩刑事である河津村がこんな話をします。

とある国で、被験者を首から下が見えない状態で固定し、
被験者の血が流れていると勘違いさせるため水を流す実験が行われました。

そして、しばらく時間が経ったあと、被験者に対しこう告げます。

「そろそろ致死量に達する頃だ」

すると、実際には血が流れていないにも関わらず、ショック死してしまったそうです。

河津村は被験者の死因を「自分は死ぬ」と強く思い込んだ錯覚のせいだと言います。

そして、宇相吹はこの思い込みを使って事件を起こしたのではないかと続けます。
思い込みを利用して人を間接的に殺めたのです。

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そんな方法があったとして、それを実現する可能性は極端に低いでしょう。

そうした方法を用いて事件を起こし、罪に問うことのできない
容疑者を法的にこう呼びます『不能犯』と。

河津村の推理が正しいかどうかを確かめるために、
夜目は夜の公園に向かい宇相吹に会いに行きます。

しかし、宇相吹の赤く光る不気味な瞳とその話術によって
心の弱みに付け込まれ籠絡されてしまいます。

そして、夜目との別れ際、宇相吹は不吉な言葉を残します。

「貴女は今夜死ぬ」

そんな言葉で自分が死ぬはずがないと思いつつも、心のどこかで恐怖を感じる夜目。
彼女は入浴中、宇相吹の言葉について思考を巡らせます。

その内、彼女の右手首の傷におぞましい顔が現れ、
「お前は死ぬ」と呪いの言葉を吐き出し始めます。

彼女はその恐ろしい顔を切り落とそうと自分の手首を傷つけ、
そのまま浴槽の中で亡くなってしまったのです…

実は夜目は先輩刑事である河津村の息子を冤罪で
死なせてしまったという過去を持っていました。

宇相吹は復讐に燃える河津村からの依頼を受け、
夜目を精神的に追い込み死に追いやったのです。

そして、復讐に成功し喜びに震える河津村もまた宇相吹の術中にハマり、
自分の罪を同僚の前で自白してしまいます。

そうした人間たちの様子を見て宇相吹はひとり呟きます。

「愚かだね、人間は」

この事件を受けて、夜目の後輩刑事である多田は宇相吹の追跡を始めます。

しかし、宇相吹は神出鬼没で警察の捜査も意に介さず、次々に依頼をこなしていきます。

幼い頃に両親の離婚によって引き裂かれ、互いの境遇の差から姉を憎み、
宇相吹に依頼を持ちかける双子の妹。

愛する妻を守るため、しつこくつきまとってくる隣人を消して欲しいという男。

冤罪によって法外な口止め料を要求されてしまった中年の会社員。

心無い若者のひったくり事故によって娘が植物状態になってしまった父親。

自由な時間を守るために、自らがお腹を痛めて産んだ
赤ん坊をターゲットとして依頼する母親。

その依頼者の誰もが人間のひどく醜い部分を露わにし、宇相吹のもとを訪れます。

宇相吹はどんなに利己的で残酷な依頼でも受けます。その理由を彼はこう語ります。

「僕がこんなことをするのは『思い込み』によって狂う人間の様がたまらなく愛しいから」

依頼者と同様、歪んだ欲望を内に秘めた宇相吹正。

そんな彼をして厄介と言わしめる多田刑事は、
宇相吹に振り回されながらも、事件の謎を追い続けます。

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不能犯の今後の気になる展開

自分に関わるものたちを次々と死に追い込んでいく宇相吹。

しかし、そんな彼も自分を追ってくる多田だけには
他の人間と違うものを感じていました。

精神的にその人を追い詰めることで死に追いやる宇相吹の能力が、
彼にだけはなかなか通用しないのです。

そして彼の能力が通じない相手が他にも現れてきて、
宇相吹を脅かす存在は徐々に増えていきます。

そんな中で多田自身にも驚くべき変化が起こってしまいます。

宇相吹と多田を中心に様々な事件が起こり、多くの人間が亡くなっていきます。

この漫画は、とにかくミステリアスで何を考えているのか
分からない宇相吹が非常に魅力的な作品です。

やっていることを考えればとんでもない極悪人なのに、
依頼者やターゲットとなる人間がそれを超える醜い人間ばかりで、
宇相吹の罪なんてちっぽけに見えてしまいます。

話術を用いて人を死に追いやるという現実離れした手段も、
錯覚を利用したショック死実験など数々の実例を引用することで、
本当に可能なんじゃないかと感じさせられます。

これもまた、宇相吹の話術によって騙されているだけなのでしょうか?

「カイジ」や「嘘喰い」などのように頭脳戦を扱った作品ではありませんが、
他人の思考を自在に操る宇相吹の話術には、それらの作品に通ずるところがあります。

そういった作品が好きな方には是非とも読んでいただきたいです。

本作は2018年に俳優の松坂桃李さん主演で実写映画化が
決定しているので映画に関する情報も見逃せませんね!

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