映画・漫画のある生活ムビコミ

映画の感想や漫画の考察を書いています。

社会に憤りや虚しさを感じる人に!デストロイアンドレボリューション

格闘漫画のホーリーランドが好きで
全巻読破していたことから読んでみました森恒二さん
原作の「デストロイアンドレボリューション」

destroy 実際に手を触れずに対象物を破壊したり、空間を移動する
特殊な能力を持つ高校生のマコトは工場経営を営む父を
借金苦で亡くし、母が精神的に病み家を出てしまったことから
生活保護を受けている祖母のもとで育った…

いじめを受け留年しながら学校生活を送っていた
マコトの前に同じく留年生のユウキが登場する

ユウキはマコトと対照的でルックスも恵まれ
頭脳も明晰だが、教師に突っかかることで
留年生活を送っていた。

ユウキは正しくても失い、悪くても得る
この社会に憤りを感じていた…

そんなユウキと超能力ワンネスを持つマコトが
「問うもの」として日本国に宣戦布告する物語

警察は問うもの対策本部を設立するも一向に
足取りを掴めずにいたものの、問うものの一員であり
マコトの助言でワンネスを修得した大槻の暴走により
徐々にその実態が把握されていく…

敵が超能力の持ち主という非科学的な現実を
受け入れられずにいた警察サイドであったが、次々目の当たりにする
不可解な現実に認めざるおえない状況になる。

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手をこまねいている日本警察に痺れを切らし
アメリカからCIAが乗り込んできて超能力捜査官も登場するも
破壊行為はアメリカにも飛び火し、アメリカの象徴
自由の女神像もワンネスの対象となる…

ただこれらの革命的行為を行いながらもマコトが常に
罪悪感と葛藤している描写が憎むに憎めないんですよね…

「勝者だけが正義だ」

という発言はワンピースの悪のカリスマ・ドフラミンゴの
ものですが、これはいつの時代もそうであります。

見方を変えれば正義こそ悪との見方もできますからね。

強者だけが得るこの理不尽な世の中に”ワンネス”のような
特殊な能力を有することができたらあなたはどうするでしょうか。

その力と己の信念で作り上げた新世界もどこかの
誰かからしたら悪そのものでしかないかもしれません。

全員が幸福を享受できる絶対なる正解が見えない
この世界において”問うもの”達がどのような答えを
導き出すのか今後も目が離せない作品であります。